フィギュアスケート グランプリ・ファイナル 1日目
ISU Grand Prix Final Torino/Italy
トリノでのグランプリファイナルが始まった。
◆男子 SP
1 高橋 大輔 (JPN) 84.20(TES:44.50 PCS:39.70)
2 Stephane LAMBIEL (SUI) 83.80(TES:44.90 PCS:38.90)
3 Evan LYSACEK (USA) 79.70(TES:42.90 PCS:36.80)
4 Johnny WEIR (USA) 74.80(TES:39.00 PCS:36.80 -1)
5 Kevin VAN DER PERREN (BEL) 72.83(TES:40.58 PCS:32.25)
6 Patrick CHAN (CAN) 68.86(TES:36.06 PCS:32.80)
高橋が1位、ランビエールが2位、ライサチェックが3位。
この3選手は79点後半から80点台とハイスコアを出しており、ハイレベルな戦いになっている。
◆女子 SP
1 Yu-Na KIM (KOR) 64.62(TES:34.90 PCS:29.72)
2 Caroline ZHANG (USA) 61.82(TES:36.50 PCS:25.32)
3 Carolina KOSTNER (ITA) 59.86(TES:32.26 PCS:27.60)
4 中野 友加里 (JPN) 59.78(TES:32.50 PCS:27.28)
5 Kimmie MEISSNER (USA) 59.08(TES:30.40 PCS:28.68)
6 浅田真央 (JPN) 59.04(TES:31.00 PCS:28.04)
キム・ユナが1位、キャロライン・ジャンが2位、カロリナ・コストナーが3位。
そして、浅田真央が最下位。ただし、3位から6位までは1点の差もない。浅田からキム・ユナまでの差も5.5点なので、十分挽回可能な点差での最下位だ。
とは言え、かなり荒れ模様のショートになったようだ。
キム・ユナも1位にこそつけているが、コンボジャンプの後半がスッポ抜けだったようだ。浅田は3F+3Loで回ったもののお手つき、3Lzがまったく飛べずジャンプが2つになってしまっての結果。それでもこの2選手はこれだけの点数を出しているのは、全体に質の良いスケーティングとジャンプだけでなく点が稼げるようになっているからとあとは貫禄のなせる技なのだろうか。
また、シニア初参戦の年で、錚々たる選手達の中でほぼ完璧な演技で2位につけているキャロライン・ジャン、この先どう成長していくか。
波乱のスタートとなったが、その分、フリーの戦い方が興味深くなった。
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