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ISU Grand Prix Skate America 演技感想

フィギュアスケート グランプリシリーズ(ISU Grand Prix of Figure Skating)
スケート・アメリカを終えて、男女シングルの各選手の演技フリーの演技を中心に振り返ってみる。

◆エレーナ・ゲレバニシュビリ Elene GEDEVANISHVILI(GEO)
 途中で2度のスッポ抜けジャンプがあったが、なんとも溌剌とした演技、後半に行くほどスピードアップし、回る回る、そんなイメージの演技だ。
◆アレクサンドラ・イエフレリワ Alexandra IEVLEVA(RUS)
 少し奇抜な衣装が細長い手足を引き立て、演技も引き立てていた。スピンとスパイラルのポジションが美しかった。
◆ミラ・リュン Mira LEUNG(CAN)
 ドーナツスピンが得意なのだろう、3回も入れていた。また、ワンハンドからのビールマンと、スピンが持ち味なのだろう。
◆浅田舞
 優雅さは天性のものか雰囲気は十分で、出だしの3回転は成功したものの中盤のジャンプでかなり派手な転倒になってしまい、後半の何気ないステップでも転倒してしまった。また、スピンもビールマンになるはずのものが
もっていけなかったのではないかと思われるスピンもあった。ジャンプの転倒は仕方なかったとして、ステップの転倒がなくスピン・スパイラルで本来の力が発揮できていたら、5位か6位には入れたと思う。
◆エミリー・ヒューズ Emily HUGHES(USA)
 前半ジャンプが決めきれず、危ういジャンプ、スッポ抜けが続いたが、後半に向かうにつれ丁寧でかつパワフルな滑りになり、うまく修正しまとめた感じの演技だった。
◆カロリナ・ジャン Caroline ZHANG(USA)
 前半途中のジャンプで手を突く失敗はあったが、その他はほぼ思い通りの滑りができたのではないだろうか。そして圧巻はパールスピンからビールマンスピン、そして最後に独特のI字スピン。で子供という感じは否めないが、シニア初参戦でこの滑り、今後第注目だ。
◆安藤美姫
 出だしはまずまず、3つめのジャンプでスッポ抜けたが、後半に向け滑りが丁寧になり、ステップは昨年のブンブン手を振り回すイメージから、少しずつだがしなやかな手の振りに変わってきていた。スッポ抜けさえなければ金メダルだったのだろう。
◆キミー・マイスナー Kimmie MEISSNER(USA)
 音楽はあのトゥーランドット。出だしは良かったが、2つめのジャンプでスッポ抜けてしまった。ただ、その後は後半になればなるほど動きがシャープになり、曲の盛り上がりにものってスピードも増していた感じを受けた。

◆小塚 崇彦
 出だしのジャンプはなんとかだったが、途中転倒もあって全体にジャンプがぎこちなかった。スピンのスピードももうひとつ、せっかくの持ち味である美しくて滑るスケーティングが十分に活かされていない印象だった。
◆南里 康晴
 以前に見た印象よりは力強さを感じたが、ジャンプで転倒こそなかったがキレが今ひとつ、なんといってもスピンのスピードが足りないのが物足りなかった。
◆ライアン・ブラッドリー Ryan BRADLEY(USA)
 最初の4回転はきれいにはきまらなかったが、前半のジャンプは良かった。全体に表情豊かに演技をしていたが、後半は疲れたのかジャンプ、スピンともキレがもうひとつだった。
◆ケビン・レイノルズ Kevin REYNOLDS(CAN)
 まだまだあどけなさの残る少年スケーターという印象だが、初っ端に4回転2回転を成功させた。2回目の4回転はスッポ抜けになり、転倒もあったが、軽くジャンプをしてしまう17歳だ。
◆ステファン・カリエール Stephen CARRIERE(USA)
 日米対抗の時とは格段にキレた演技だった。特に、コンビネーションジャンプで一回毎に手の位置を変えるなど面白い見せ方をしている。途中、ジャンプがスッポ抜けやお手つきがあったが、見せるスケータだ。
◆アンドレー・ルータイ Andrei LUTAI(RUS) 
 4回転はやめたようだが、前半のジャンプは良かった。全体にスピード不足な感はあるが、ロシアの選手らしく指先にまで神経をいきどどかせているそんな演技だった。
◆アルバン・プレオベール Alban PREAUBERT(FRA)
 最初の4回転がスッポ抜けてしまい、4回転はなしの滑り全体にキレがいまひとつだった。しかしその演技力はおどろおどろしくドラキュラを演じていて見せるものがあった。
◆パトリック・チャン Patrick CHAN(CAN)
 前半のジャンプはよかったが、後半1回の転倒があった。ただ、全体に、やわらかく流れるような滑りをですごく正統派のキチンとした演技というイメージだった。
◆エバン・ライサチェック Evan LYSACEK(USA)
 冒頭の4回転をなんとか踏みとどまり、その後のジャンプも確実にこなし、後半に向けてスピードアップしてステップに入っての気持ちのもこったフィニッシュで場内を沸かせる演技だった。
◆高橋 大輔
 最初の4回転は決まったが、2度目の4回転と後半で2度の転倒があったが、最後のステップと、深いシットスピン、そして要素間のステップでさえ見せるものがあった。ただ、ステップの印象はSPの方がインパクトがあったと思う。

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Tracked on October 30, 2007 09:59 PM

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